事例紹介

「ぶらり火よう日」~みんなと楽しくおしゃべりしませんか?~

「ぶらり火よう日」~みんなと楽しくおしゃべりしませんか?~

地域の居場所「ぶらり火よう日」は地域の4団体が協働で運営しています。

おしゃべりをしたり、思い思いに過ごすことができる場で「ふらりと立ち寄れて嬉しい」と誰もが集える場になっています。

代表の佐藤博史さん(ソロ活サロンサポーター)、副代表の正延俊和さん(愛灯会)、そして末岡悦子さん(やまとの森ちくちくカフェ、モンペちゃん)にお話しを聞きました。

Q1.CS 神戸をお知りになったきっかけは何ですか?

(佐藤さん)
定年後、地域で仕事を探していた時に、ネットでヒットしたのが CS 神戸でした。
勤めていた時とは異なり、紹介された社会福祉法人では損得なしで献身的に働く人が尊敬に変わり、初めての違う社会を眩しく感じたものでした。

Q2.「ぶらり火曜日」のご活動を始められようと思ったきっかけは何ですか?

(佐藤さん)
コロナ禍で外出の機会・人と話す機会が減少し、高齢者のフレイル状態が増加しているというある大学の報告を読みました。このことを防止したかったのと同時に、阪神淡路大震災直後の地域住民のぬくもり・やさしさ・あたたかさ・おもいやり・きずなという地域コミュニティを今一度取り戻したい・・と強く思ったからです。


※運営スタッフの皆さん
(左から、沖野さん(モンペちゃんスタッフ)、末岡さん、吉井さん(やまとの森ちくちくカフェスタッフ)、佐藤さん)

 

Q3.実際にご活動をされてみてどうでしたか?

(正延さん)
枠がはまっていないので、企画次第でおもしろくできます。たくさんの方が携わっているので色んな話が出てきています。

(末岡さん)
参加された方が、自由な時間に来て好きな時間に帰れるという点が、とてもいいと思いました。初めて参加された方の声を出来るだけ聞いて、また来たいと思っていただけるようにそれぞれの担当者が、楽しい時間が過ごせるように工夫しようとしています。

(佐藤さん)
意外なところで人は繋がっていると実感しました。スタッフの一人が長女のかつての学校の担任であったり、九州の友人がそのスタッフと知り合いであった・・ということがありました。
人は気付かないだけで多くの人と繋がっている事を実感し、これからもっともっとつながりを拡げていきたいと思っています。


※日によって様々な企画もありますが、「ただそこに居るだけ」でもOK


※入口はスロープを設置して、入りやすくしています

Q4.ご活動をされたことで何か変化はありましたか?

(末岡さん)
月に4回の担当になりますが、当初は4団体が分担するので、負担が楽だと思っていました。自分が担当する週だけ頑張ればいいとさえ思っていたのです。
担当する団体によって特色が出るように出来たらと最初は思っていたのですが、参加される方は、どこが担当する週なのかをあまり意識していないようでした。そのため、最近はスタッフ全員が来れる日は総出で、助け合って対応しています。

(佐藤さん)
年齢を重ねて、会社関係の友人が減りつつある中、地域に密着したコミュニティの大切さを実感しました。

Q5.これから活動を始められる方々へのメッセージをお願いします。

(佐藤さん)
ぜひまず一歩を踏み出して欲しいです。
あとは走りながら!色んな方が助けてくれるので、修正しつつ高いゴール(生活支援などができれば)を目指しましょう。

(正延さん)
とりあえず、カラダを動かしてやってみる。やりながら考える。

(末岡さん)
活動が継続できて、広がるためには、無理は禁物です。
メンバー一人一人が自分でできる得意なことを見つけて、参加された方を巻き込んでいくことができたら、活動全体も回りだして、楽しくなっていきますよ。

団体名称

ぶらり火曜日

活動内容

・開催は毎週火曜日13~16時
・4団体(やまとの森ちくちくカフェ、モンペちゃん、ソロ活サロンサポーター、愛灯会)で共同開催

設立

2022年4月

住所

JR六甲道駅隣接「メイン六甲」6階

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