事例紹介

子どもが地域の中で安心して暮らせるために

子どもが地域の中で安心して暮らせるために

子ども食堂や若者食堂をはじめとして、子ども達の「好き」や「得意」を見つけたり、若者たちの選択肢をひろげて、「生きること」をより楽しんでもらえる活動を精力的にしているtoiroの篠原さんにお話しを伺いました。

Q1.活動のきっかけは?

知人の子どもへの虐待やご自身の育ってきた環境やシングルになってからの問題等を通じて、親に頼れない子ども達が狭い選択肢の中で生きている状況を見て、何とかサポートができないかと思ったのが原点です。自分が子どもの頃から欲しかった居場所を実現したいと思っています。

 

Q2.どのような活動をされていますか?

まずは、2022年4月から「子ども食堂」をスタートしました。身近に信頼できる他人がいて、小さい頃から相談できる環境が大切と感じ、また、(親も困っている状況を何とかしたく)孤育てにならない環境を作りたいと思っています。

同時に、「畑」にも取り組んでいて、種まきから、草取り、水やり、収穫、加工を子どもたちと一緒になって行っていて、自分たちで一から育て上げる達成感と大切なものをいただく喜びを一緒に学びながら体験しています。

また、子ども食堂に来ることができないひとり親家庭や困窮している学生、親を頼ることができない若い世代の方などには、「smile keeper」という食材など寄付いただいたものを配達する活動もしています。ここでは、食材を配るだけではなく、関係する方々とのつながりを大事にしています。

次に始めたのが「ティーンズ食堂」です。ここは、10代~20代の若者の選択肢が少しでも増えるように、様々な職業の方をお招きして、食事をしながら職業についての話を聞き、「こんな職業、生き方、考え方があってもいいんだ、こんな人もいるんだ」、そんな発見をしてもらえる食堂です。子どもたちの選択肢と視点を増やせる場として運営しています。講師の方がその年代に合わせて講和してくださるので対象年齢を設けていますが、どなたでもご利用いただけます。

また、「self study room」という、「自宅外で安心して勉強できる場」として高校生が自主的に運営を始めた無料自主学習室も不定期に開催しています。意欲ある若者が環境に制限されることなく、満足に勉強に取り組める場を作りたいとの思いからです。

そして、若者の「モヤモヤ相談窓口」を設置して、小さなモヤモヤが大きなモヤモヤになる前に、気軽に相談できる窓口として運営しています。モヤモヤを吐き出す窓口ですが、必要な場合は行政につなげています。

Q3.今後の展望を教えてください

親を頼れない若者のためのシェアハウスを作りたいと思っています。また、発達障がいなどがある若者に、個々にサポートができる体制を作り、大学に安心して通える環境も作りたく思っています。

 

篠原さんとCS神戸とのご縁は、CS神戸が開催したある起業セミナーがきっかけでした。

その後、セミナー会場であったまちづくりスポット神戸に何度も足を運んで頂くことで、繋がりができました。

子ども食堂、若者食堂、畑、食材配布、自主学習室、モヤモヤ相談室と、幅広く若い世代の選択肢が広がるサポートをしているtoiroの篠原さん。そのエネルギッシュで幅広い活動の今後の展開に大いに期待しています。

団体名称

toiro

氏名

篠原 恵美

活動内容

~子ども、若者たちの歩く未来を十色に~
子ども食堂をはじめとして、若い世代の方たちの未来の選択肢が広がる取組をしています。

設立

2022年1月

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