この一歩で誰かが救われるかも!踏み出す勇気を大切に
現役高校生ながらも、数多くの資格を取得し、仲間と一緒にNPO法人を立ち上げ、次々と活動の場を広げている、田中隆雅さんにお話しを伺いました。
Q1.CS神戸をお知りになったきっかけは何ですか?
NPO法人を立ち上げようと決めた時に、自分と仲間だけでは思うように手続きが進みませんでした。
そこでNPO法人立ち上げを支援してくれる団体をインターネットで調べ、CS神戸さんを知りました。
他にも多くの支援団体がありましたが、CS神戸さんを選ばせていただいたのは認定NPO法人だったからです。
Q2.活動を始められようと思ったきっかけは何ですか?
活動を始める前から応急手当普及員や防災士の資格を所持しており、そこで教わった内容の大切さを地域の方々に伝えたいと思っていました。
NPO法人の立ち上げを決めたきっかけは、通学している高等学校にて救命講習を行なったことです。
この時に地域の方々に留まらず、もっと多くの方に救命や防災に関する知識を知ってもらいたいと思ったので活動を始めました。
Q3.活動内容を教えてください。
当協会の活動は大きく3つに分かれます。
①救命講習の開催
大阪市内の学校や区民センターを中心に阪神間でオリジナルのパワーポイントを使った講習を展開しています。
②防災講座の開催
防災マップ作りや災害に備える講習や体験を受講者の地域特性や年齢に合わせて行なっています。
③イベント出展による救命防災知識普及活動
多くの方が来場するイベントにて防災グッズの販売や心肺蘇生訓練人形の展示・体験を行なっています。
また、熱中症対策として夏季を中心にドリンクの販売もしています。
Q4.実際に活動をされてみてどうでしたか?良かったことや、活動をされたことで変化はありましたか?
NPO法人として活動を始めるまでは、本当に仲間だけで運営できるのか、まとめていけるのかと不安なことも多くありましたが、CS神戸さんの支えもありスムーズに自分の思い描いていた活動を始めることができました。
いざ活動を始めてみて、なかなか参加者を集めるのが大変だなと感じました。
しかし、NPO法人になることで多くの団体と関わりを持つことができ、「講習しませんか?」や「一緒にイベントしませんか?」と声をかけてくださる団体が増えて、今ではいろいろな場所で講習やイベント出展をすることができています。
NPO法人になって、他団体との関わりが増えたり活動の幅が広がったりしました。
「NPO法人って何かとすごいなあ」と僕は思っています。
Q5. 今後の展望を教えてください。
もっと会員の方が増えて、活動も安定して行えるようになりたいです。
もしも会員数が増えたら協会内で勉強会を開催したり、老若男女が分け隔てなく話せるような場所を作っていきたいと思っています。
Q6.これから活動を始められる方々へのメッセージをお願いします。
新しく活動を始めることは、とても勇気がいることだと思います。
でも、あなたのその一歩で救われる人がいるかもしれません。
自分じゃやりきれないと思ったら周りの支援団体などを使ってやりたいことを始めればいいと思っています。
ぜひ、一歩踏みだす勇気を出してみましょう!
団体名称
特定非営利活動法人日本救命防災普及協会
氏名
田中隆雅
活動内容
救命・防災の普及啓発活動
設立
令和6年7月5日
その他
Email : ryugakyuumeibousai0206@outlook.jp